ウイルスハンドブック
価格:¥5,400
編集の序 すぐれた抗微生物薬の開発に伴い,多くの感染症が克服されたと思われた.しかし,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)や重症急性呼吸器症候群(severe acute respiratory syndrome : SARS)ウイルスなどの新しい病原体の出現を契機に,感染症がいまだ大きな問題であることが再認識された. HIV感染によって惹き起こされるAIDS(後天性免疫不全症候群)は,1980年代にはじめて報告されたあと,感染者7、000万人,死者2、000万人を超え,未曾有の大流行となっている.SARSは瞬く間に世界中に拡大し,グローバル化時代の新興感染症の特徴を示すと同時に,感染危機管理体制の脆さをも露呈させた.これらの経験を踏まえて現在では新型インフルエンザの流行に対し,国家および国際的な規模で対策が講じられている. 国内では,C型肝炎ウイルス混入の疑いがある特定のフィブリノゲン製剤および血液凝固第9因子製剤の投与によってC型肝炎に感染したことが薬害肝炎として社会問題となり,2008年に薬害肝炎救済法が施行された. このように,ウイルス感染症は重要な疾患であり,臨床医のみならず基礎研究者においても知識を習得することが求められる. 本誌は,日本DDS学会学会誌に“話題のウイルス”として連載していたものを一冊にまとめたものである.それぞれの領域でご活躍中の先生方に,代表的なウイルスとその関連事項に関してわかりやすくご執筆いただいた.重要なポイントを中心な簡潔に記載されており,ハンドブックとしてお使いいただけると幸いである. DNAウイルスやRNAウイルスといったウイルス別ではなく,疾病を起こす臓器別に分類したのが本書の特徴である.多くの方々に有意義な本となることを願っている. 2008年6月28日  長崎大学医学部第二内科 河 野 茂...
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